「無理しないで」は、悪い言葉じゃない

むしろ優しい。

妻がしんどそうなら、そう言いたくなるのも分かる。

でもな。

洗濯物が山になってる。夕飯を考える人もいない。ゴミの日は明日。

その状態で「無理しないでね」と言われても、結局誰かがやらなきゃいけない。

だったら次は、お前が動け。

休んでほしいなら、休める状態を作る

例えば、妻が横になっている。

そこで「今日のご飯どうする?」と聞いたら、その瞬間に“考える仕事”を妻に戻している。

冷蔵庫を見る。作れそうなら作る。無理なら買う。

洗濯が残っていたら回す。

全部やれという話じゃない。

自分で見て分かる一個を、自分で決めてやる。

それだけで「無理しないで」は言葉じゃなくなる。

妊娠中は「いつも通り」が続くとは限らない

妊娠中は、つわりだけじゃなく、めまい、立ちくらみ、疲れやすさなどが出ることもある。仕事をしている妻なら、医師等の指導に基づいて勤務時間や業務内容の調整が必要になることもある。

家でも同じだ。

昨日までできていたから、今日もできるとは限らない。

「前はできてたじゃん」は禁止だ。

パパ側だって、急には分からない

妊娠した瞬間から急に“完璧な夫”になれるわけじゃない。

仕事もある。家事が得意じゃない人もいる。何をしたら喜ばれるのか分からない日もある。

それでいい。

でも、分からないことと、動かないことは別だ。

分からないなら、一個やって、一個聞けばいい。

パパになるお前らへ

「無理しないで」は優しい。そこにお前の手を一個足せ。

妻を守る大げさなことじゃなくていい。

今日の洗い物を消す。風呂を洗う。買い物に行く。

家族になるって、そういう小さい仕事を自分の仕事にしていくことだ。