妻が吐いてる。でも、何をすればいいか分からない

分かる。

つわりは、お前には起きない。何を食べれば楽になるのかも、昨日食べられたものが今日も食べられるのかも、外から見ているだけじゃ分からない。

だからといって、

「何か食べる?」 「何なら食べられる?」 「じゃあ自分で言って」

で終わるな。

妻が吐いてるなら、今は家族の食料調達担当がお前でもいい。

つわりに「これなら絶対」はない

つわりの症状や食べられるものにはかなり個人差がある。強いにおいで気分が悪くなる人もいれば、空腹で吐き気が強くなる人もいる。

だから「妊婦にはこれがいいらしい」と勝手に正解を決めるより、まず本人に聞く。

「今なら何がいけそう?」 「冷たいのと温かいの、どっちがまだマシ?」 「俺、何個か買ってくるから、食べられそうなのだけ選んで」

それでいい。

昨日ダメだったものが今日は食べられることもあるし、逆もある。

当てるゲームじゃない。探し続ける係になれ。

食べ物だけじゃない。においも家事もある

つわりでしんどい時に、料理のにおい、ゴミ、洗い物、風呂場、柔軟剤みたいな普段なら気にならないものがつらくなることもある。

だったら、見れば分かる仕事は先に拾え。

ゴミをまとめる。洗い物をする。炊飯や料理のにおいがつらそうなら、惣菜やテイクアウトに切り替える。

「何かする?」と聞く前に、一個やればいい。

ただし、気合いでどうにかする話じゃない

食べ物だけでなく水分も十分に取れない、嘔吐が続く、体重が大きく減るなど、つわりが重くなると妊娠悪阻として治療が必要になることがある。

その時に「もう少し食べれば?」なんて言うな。

お前がやるのは根性論じゃない。

「病院に相談しようか」「連絡するなら俺も準備する」と、受診につなげることだ。

パパになるお前らへ

つわりを代わることはできない。

でも、食べられるものを探すことはできる。においの出る家事を引き取ることもできる。買い物に走ることもできる。

できないことを数えるな。今できることを一個拾え。